[個人的メモ]Webを支える技術(その1)
公私共々忙し過ぎて、久々の更新。
少なくとも週1更新位のペースは維持したいが、どうなるやら…
少し前に「Webを支える技術」を買って読んだ。
普段何気なく使っているHTTPやHTMLと言ったWebの技術を、
特定のプログラム言語ではなく、その技術にフォーカスして学べるという意味ではとてもいい本だった。
忘れないように読んだ内容を記録しておく。
Webを支える技術 -HTTP、URI、HTML、そしてREST (WEB+DB PRESS plus)
- 作者: 山本陽平
- 出版社/メーカー: 技術評論社
- 発売日: 2010/04/08
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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2.6章 SOAPとRESTの歴史
Web系の話は大学時代に少し学んだ程度だったので、何故現在RESTが主流になったのかが記載されていたのはとても参考になった。
SOAPがRESTの対立項だったというのは知らなかった。
7.11章 べき等性と安全性
すぐ分からなくなる「べき等」という言葉。
「ある操作を何回行っても結果が同じこと」という説明がとてもしっくり来た。
また、メソッド毎にべき等と安全についての記載があるのは良かった。
下記の区分分けはとても分かり易かった。
- べき等で安全:GET,HEAD
- べき等で安全でない:PUT,DELETE
- べき等でもなく安全でもない:POST
7.12章 PUTがべき等でなくなる例
PUTでべき等でなくなる例と、PUTでべき等である例が記載されていて、なるほどと思った。
- リクエスト例
PUT /pen/price HTTP/1.1 Host: hoge.jp Content-Type: text/plain; 100
上記でペンの値段が+100円されるのであれば、もう一度同じリクエストを投げるとペンの値段がさらに+100円される事になる。
これは、結果が変わってしまう事になるので、べき等ではない。
逆に、上記でペンの値段が100円になるのであれば、もう一度同じリクエストを投げてもペンの値段は100円のままになる。
この場合、結果が変わらない為、べき等になる。
つまり、べき等かどうかはHTTPリクエストのそれのみで決まるのではなく、HTTPリクエストを受けた側がどう解釈するかが重要になる。
今日はここまで