猫の魔法

主にruby系の技術メモを記載

2017-01-01から1年間の記事一覧

rubyソースコードリーディング 1日目

特に理由はないが、読める所からrubyのソースを読もうと思う。 パット見途中で挫折しそうだが、何も無しに何処まで読めるか試してみるのもありかなと。 とりあえずはv2_5_0_rc1のmain.cから int main(int argc, char **argv) { #ifdef RUBY_DEBUG_ENV ruby_s…

binding.pry チートシート

binding.pry使ってデバックを行う時のチートシートが欲しかったので自分で作ることにした。随時更新。 チートシート pry関連リンク rails以外 GitHub - pry/pry: An IRB alternative and runtime developer console GitHub - pry/pry-doc: Provide MRI Core …

brewコマンドをrakeタスクの中から呼ぶ方法

Rakefileを使ってbrewをコマンドラインから叩いて実行するスクリプトを作っていたのだが、エラーが出て上手く行かなかった。 ネットを結構探したが、解決策がなかなか見つからなかったのでここに顛末を残しておく。 経緯 Rakefileを作って、その中からshでbr…

今日の学び 2017/10/17

だいぶブログを休んでいたが、やっと生活が落ち着いて来たので学んだ事があったら書き留めて行こうと思う。 空白期間にあった話は、気が向けば今度記事にしようと思う。 とりあえず平日はrubyとvim関連で個人的にメモって置いた方が良さそうなことを記載して…

gsubの謎

Codewarsでよく分からない回答があったので、自分なりに調べてみた。 問題はカード番号のマスキングのように下4桁以外の文字なり数字を#でマスキングするという物で、 自分は以下のような回答で提出した(色々褒められた物ではないが。。。) def maskify(cc)…

プログラミング能力を鍛える手段

今日は毛色を変えて、自分が使っているプログラミング能力を鍛える方法を紹介して見る 自分の場合、普段プログラムを組まないので、出来るだけ組む時間を取りたいと思っている。 だからと言って、何かアプリケーションを作るとなると、環境設定や設計に時間…

[個人的メモ]Webを支える技術(その1)

公私共々忙し過ぎて、久々の更新。 少なくとも週1更新位のペースは維持したいが、どうなるやら… 少し前に「Webを支える技術」を買って読んだ。 普段何気なく使っているHTTPやHTMLと言ったWebの技術を、 特定のプログラム言語ではなく、その技術にフォーカス…

再々考:classとそれが読み込んでいるmoduleの一覧を表示する方法(bugfix)

nekomaho.hatenablog.jp 前に上記の記事を書いたが、改めて見直して見た所、新メソッドと旧メソッドの比較が全く意味の無い物となっている事が分かった。 ※記事のアップ時間が夜中の2時な事を差し引いてもちょっと酷いと思う。 コードを再掲するので、モノ好…

railsアプリケーションを作った

しばらくぶりの更新。 仕事の忙しさとアプリケーション作成に時間を取られて、随分ご無沙汰になってしまった。 今後は今まで通り、こっちに割く時間も取ろうと思う。 とりあえず作っていたrailsアプリケーションがある程度公開出来る物になったので、このブ…

再考:classとそれが読み込んでいるmoduleの一覧を表示する方法

※この記事の最後のプログラムはバグがあります。正しい物は下記の物を参照して下さい。 再々考:classとそれが読み込んでいるmoduleの一覧を表示する方法(bugfix) - 猫の魔法 今日、Module#ancestorsという インスタンスメソッドを目にしたのだが、このメソ…

is_a?についてのメモ

Highlineのソースを読んでいたら以下の部分でちょっと考えてしまった。 if template_or_question.is_a? Question template_or_question else Question.new(template_or_question, answer_type, &details) end 悩んだのはtemplate_or_question.is_a? Question…

deviseのメールアドレスバリデーション

最近deviseを使う事があったのだが、メールアドレスのバリデーションがどうなっているのか気になっったので調べてみた。 devise/devise_test.rb at master · plataformatec/devise · GitHub メールアドレスのバリデーションテストは上記で行っている。 で、…

has_many throughの苦悩

railsのhas_many throughの使い方が分からなかったという話。 モデルの関連付けでhas_manyは分かりやすい。1対多のモデルは1側にhas_manyをつければいい。 問題はhas_many throughでこれが良く分からない。多対多の時につけるというが多対多の場合、リレーシ…

個人的メモ:Rails AntiPatterns(21):最後

CHAPTER10 Building for Failure 発生した障害は素早く復旧される事と、黙って失敗しない事が大事 AntiPattern: Continual Catastrophe 前段の処理が失敗しているのにも関わらず、それをキャッチ出来ずに後続処理が動いてしまうのはよくない。 Solution: Fai…

個人的メモ:Rails AntiPatterns(20)

AntiPattern: Wet Validations DBによってはvalidationで指定された制約をサポートしていない場合がある。その場合、DB上で発生する不整合データを検知出来ない可能性がある。 Solution: Eschew Constraints in the Database ★適切なgemを使うことで上記を回…

個人的メモ:Rails AntiPatterns(19)

Solution: Never Use External Code in a Migration migrationをする際にDB上のデータを一緒に変更する事はよくある事だが、upメソッド内にrubyでその手順を直接書くべきではない 理由はパフォーマンスと、DBから見た外部依存性がrails側にできてしまう為で…

個人的メモ:Rails AntiPatterns(18)

Chapter 9 Databases railsはORMマッパーによって、DBの事を意識せずに済むように設計されているが、それでも気にしなければいけない点はある AntiPattern: Messy Migrations railsはmigrationによってDBへ直接変更を加えなくてもよくなっているが、時間が立…

個人的メモ:Rails AntiPatterns(17)

Solution: Move Processing into Background Jobs 処理時間がwebでの応答に不適切なくらい掛かる場合はcronやキューイングといった。バックグラウンドJobの仕組みを検討した方がいい cronの場合スクリプトを別に作ってそれを動かす。 例えば、テーブルのカウ…

個人的メモ:Rails AntiPatterns(16)

忙し過ぎて時間が空いてしまった。 CHAPTER 8 Scaling and Deploying AntiPattern: Painful Performance 単純なパフォーマンスの問題を防ぐ為の事例を紹介する。 Solution: Don’t Do in Ruby What You Can Do in SQL RubyでSQLで出来る事をやらせないように…

個人的メモ:Rails AntiPatterns(15)

CHAPTER 8 Scaling and Deploying AntiPattern: Sluggish SQL Solution: Reassess Your Domain Model 高度に正規化されたテーブルはテーブル間の結合によってパフォーマンスの問題を起こしやすい。 単純に結合させるのではなく必要な要素をrails側で取得する…

個人的メモ:Rails AntiPatterns(14)

CHAPTER 8 Scaling and Deploying AntiPattern: Sluggish SQL パフォーマンス最もネックになるのはDB。indexの貼り方と副問い合わせを使った方がいいシチュエーション、ドメインモデルを使った方がいいシチュエーションを考える。 Solution: Add Indexes 主…

個人的メモ:Rails AntiPatterns(13)

今日はあまり進まず。 CHAPTER 8 Scaling and Deploying AntiPattern: Disappearing Assets Capistranoなどのデプロイツールを使ってアプリをリリースする際にユーザの添付ファイルなど、関係ないファイルもデプロイ対象になる Capisrranoの設定で回避出来る…

個人的メモ:Rails AntiPatterns(12)

CHAPTER 8 Scaling and Deploying ソフト作った後保守にも非常に労力が掛かる。 この章ではスケーリングについての問題を考える AntiPattern: Scaling Roadblocks 不必要なスケーリングを考慮する必要はないが、簡単に出来る方法でスケーリングを確保する方…

個人的メモ:Rails AntiPatterns(11)

CHAPTER7 Testing AntiPattern: Unprotected Jewels プラグインやgemはよくテストされている事が重要だが、実際にプラグインや、gemを作る際にテストを作るのは簡単ではない。 gemやプラグインは不特定多数の物から呼ばれるため、テストを行う際にテスト用の…

個人的メモ:Rails AntiPatterns(一覧)

記事が増えてきたので目次用のページを作成 *個人的メモ:Rails AntiPatterns(21):最後 - 猫の魔法 個人的メモ:Rails AntiPatterns(19) - 猫の魔法 個人的メモ:Rails AntiPatterns(18) - 猫の魔法 個人的メモ:Rails AntiPatterns(17) - 猫の魔法 個人的メ…

個人的メモ:Rails AntiPatterns(10)

CHAPTER7 Testing AntiPattern: Mock Suffocation Solution: Tell, Don’t Ask スタブが多く出来る物はスタブになっている側の機能が特定の機能を実行するのに多くの質問をしている可能性がある。 質問として分かれてしまっているmethodを意味のある単位に集…

個人的メモ:Rails AntiPatterns(9)

最近仕事が忙しく読む速度が落ちがち。 CHAPTER7 Testing AntiPattern: Lost in Isolation モックを使いすぎると改修の際にテストが漏れる事がある 特にモジュール間の結合点は今回の事象が起こりやすい ★あんまり理解出来てないが、前後の話を統合すると結…

個人的メモ:Rails AntiPatterns(8)

CHAPTER7 Testing AntiPattern: Fixture Blues Solution: Refactor into Contexts fixstureを使った書き方は一見シンプルだが、テストを複数の人が書いたり何度も改修が入ると何をしてるか分からなくなる。 まずはfixtureで記載していた部分を必要な要素が見…

個人的メモ:Rails AntiPatterns(7)

CHAPTER7 Testing railsはテストを比較的簡単に行えるのでTDD(test-driven development)やBDD(behavior-driven development)に向いている Shouldaというフレームワークを使ってテストフレームワークの機能を説明している。 AntiPattern: Fixture Blues テス…

個人的メモ:Rails AntiPatterns(6)

CHAPTER 5 Services AntiPattern: Kraken Code Base ある程度の期間をかけて巨大になってしまったアプリケーションのこと modelの数が多くなるとそれに比例して保守性が下がる。 Solution: Divide into Confederated Applications 一番いいのはお互い関係な…